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さて、第一夜では、12月20日に阿佐ヶ谷のロフトにおいて、川田龍平さん、松浦大悟さん、保坂展人さんをお招きして行う事に決まりました。夜七時半からスタートです。
さてそこで、第一夜の担当佐藤が、ちょっとメディアについて最近思うところを連載していこうと思っています。
よろしければおつきあいください。

昨日の教育社会学の授業で、折しもメディア分析、特に子ども番組の与える影響と分析についてやっていました。
そこで僕らが見せられたのは、なんと歴代戦隊ものの紹介ビデオ。ざっと12年分くらいだろうか?
とりあえず、みんな歌舞伎からの日本の伝統を見事に受け継いでいる決めポーズをとり、五色で五人のうち、赤がリーダーで、青がサブで、だいたい女性が一人、ないしたまに二人。色はだいたいピンク。とゆー、まあ、戦隊ものとしてはありふれた感じではあった。
まあ、ここからわかることは、リーダーは赤で熱血していることが大事で、サブは青で冷静でいて、女性は一人でとりあえずピンクで恋愛担当など、活躍の比率は男中心。ってことで授業は一致。まあ、男の子向けアニメだからという意見もあるだろう。
先生が言うには、だいたいの場面、特に男中心のストーリーにおいて女性の役割は「聖母マリア」と、「マグダラのマリア」のどちらかに該当する、というものだった。
前者は母性を象徴し、後者は性愛を象徴する。
話が子どもの頃に見たアニメに変わっても、男の子対象のドラゴンボールには悟空とチチ、ないしブルマ。とりあえず熱血根性努力のストーリー。
中立のドラえもんには、ドラえもんとのび太が男でしずかちゃん。
逆に女の子対象のセーラームーンやひみつのアッコちゃんは、お化粧道具で変身する。
という、ジェンダー的に言えば、ああ、なるほどそういう社会を反映しているのかという事も一つには言える。
もちろんセーラームーンは女の子中心で戦うが、女の子ばかりの中でのことで女子校とか宝塚的なものなのかもしれない。
基本的にはメインが男性でサブが女性という構造は大体のアニメがそうなのではないだろうか?
最近のアニメは変わって来たかもしれないが。

一方、ちょっとマニアックなアニメだが、「スレイヤーズ」というアニメをご存知だろうか?
このアニメの主人公リナ=インバースは、
「暴れるモンスターあればとことんぶちのめし、輝くお宝あれば無理矢理独り占め!大胆不敵、電光石火!勝利はあたしのためにある!」
と、叫んでアニメの主題歌がはじまる、という珍しいアニメである。
主人公リナは、女性で、たまにラブロマンスを演じる相棒ガウリイをとことん引きずりまわし、殴り蹴り、食べ物をぶんどる(笑)
まあ、悪人に人権はないなど、リーガルリテラシー(法律的視点)からいくと問題もあることはあるが、やはり女性の主人公が男性のヒーローをとことん引きづりまわす、メインとサブの逆転しているきわめて珍しいアニメである。しかも対象はどちらかというと男の子より。
このアニメは89年(つまり男女雇用機会均等法後)から現在も番外編が連載中の小説が原作である。
主人公は多分に男ジェンダーな、いわば男性ポジションをそっくりそのまま持って来たような女性だが、ガウリイが女性的なポジションなわけでもない。メインとサブが入れ替わっている珍しい事例である。先生には。「それ日本のアニメ?」と、聞かれた。

と、このように日本にもいろいろなアニメ、子ども向け番組もあるが、今回は授業の内容からジェンダー的観点からだったが、一体何が放送され、それがどういう背景、あるいは観念、無意識からきて、どういう構成になっているか、それがどういった「すりこみ」を子ども達、或いは社会全体に及ぼすかというのは考えてみる必要があると思う。
いろいろな視点でメディアについて、考えてみようと思う。
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